2012年10月13日土曜日

IE9で「自分のページビューを追跡しない」方法

Bloggerで初のブログを作ってから、自分のブログを何度も見ては書いちゃ直し書いちゃ直しをしています。何度もアクセスするので、ページビュー数がどんどん上がります。Bloggerのアクセスカウントの統計ページではページビューの数が表示されるのですが、このビュー数はデフォルト設定では自分のアクセスも計算するのですね。自分以外のアクセスだけカウントして欲しいです。

Bloggerの設定では、「自分のページビューを追跡しない」設定をすることはできるのですが、それには「BloggerでブラウザにブロックCookieを追加する必要があります」と書かれています。この方法が私にはわからずネットで検索したところ、ヒントが書かれているページは多々見つかったのですが、Cookieのことをよく知らないユーザーを相手に説明してあるページが見つからず、随分苦労しました。複数のページを見てようやく理解でき、自分のページビューがカウントされないように設定することができました。以下、方法をまとめました。お困りでいらしたら、どうぞご活用ください。インターネットエクスプローラー(IE)側の設定が2ステップ、Blogger側の設定が1ステップです。私はIE9を使っています。

■ステップ1: 「サイトごとのプライバシー操作」

ステップ1では、Cookieの使用を許可するサイトをブラウザに設定します。。IEを起動して、「ツール」(歯車アイコンかメニューバーの「ツール(T)」を選択)を開き、「インターネットオプション」を選択します。「プライバシー」タブをクリックして、「サイト」ボタンをクリックします(右図参照)。

「サイトごとのプライバシー操作」という窓(左図参照)が開きますので、「webサイトのアドレス」にblogspot.comと入力して「許可」、次にblogspot.jpと入力して「許可」を押します。そうすると「管理しているwebサイト」のリストにblogspot.comとblogspot.jpが入り、設定が「常に許可」と表示されます。

OKボタンを押して、窓を閉じます。ステップ2に進みます。







■ステップ2: 「プライバシーの詳細設定」

 ステップ1で開いた「インターネットオプション」窓がまだ開いていると思いますので(閉じてしまった方はもう一度開いてください)、「プライバシー」タブの「詳細設定」をクリックします。

「プライバシーの詳細設定」画面が表示されるので、「自動Cookie処理を上書きする」にチェックマークを入れ、ファーストパーティーのCookieを「受け入れる」、サードパーティーのCookieを「受け入れる」の設定にします(左図)。

IE側でこのステップ1とステップ2を終えた後、Blogger側の設定を行います。

複数のPCをお使いのときは、全部のPCで設定してください。

 ■ステップ3: Blogger側の設定


ブログページの右上の「デザイン」をクリック、「マイブログ」のページの左端のリストにある「概要」(左図を参照ください)をクリックすると「概要」ページが現れます。

「概要」ページのページビューのグラフの右上あたりに、「詳細な統計情報」という文字がありますから、これをクリックします。

現れた画面に右のような文字列があります。「自分のページビューを追跡しない」をクリックします。


左のような窓が現れますので、「自分のページビューを追跡しない」を設定して、「保存」をクリックしてください。これでお使いのPCからの自分のサイトへのページビューがカウントされなくなります。

設定した後は、開いているIE9の窓を全部閉じてからもう一度立ち上げてください。

これで多分大丈夫だと思います。どうぞお試しください。








2012年10月12日金曜日

koboリーダーにスキンシールを貼りました

先日、楽天市場でkobo関連の商品を眺めていたところ、スキンシールという製品があるのを知りました。ケースではなく、本体に貼り付けて使うシートです。厚手のシールを貼ることで本体の保護にもなり、飾りにもなるとのこと。ショップに置いてあるスキンシールの品揃えはとても豊富で、随分悩みながら決め、1枚購入しました。アメリカ取り寄せの商品とのことで、10日あまり待ちました。

■貼り付けは簡単 

今日届いたので、早速貼り付けてみました。製品の本体は台紙に貼ってあるシートが2枚。右の写真はディスプレイ側の枠の部分。ボタン部分は切り込みが入っています。

こちらは背面に貼るシート。シートの裏側はグレーの塩ビ管色。この厚みと裏の色から判断すると、本体の色に関係なく発色できるように作ってあるのだろうと思います。シートは塩ビ系の匂いがかすかにしますが、接着剤の匂いが強くするわけではありません。私は前職のせいで化学物質に過敏気味ですが、貼り付けながらクラクラしたとか、使っていて気分が悪くなったということはありませんでした。2~3日放置すればにおいは飛んでしまうと思います。

シートを貼るのは簡単です。失敗してシワが寄ってしまっても、剥がして(簡単に剥がせ、接着剤が本体に残ることはありません)張り直せばシワは伸ばせます。のんびり作業する気でいれば、綺麗に貼り付けることができると思います。ただシートは伸びるので、シートを引っ張って伸ばさないようにする注意が必要です。シートを伸ばさないように静かに本体に置いたあと、布でこすって気泡を抜きます。シートは本体より少し小さくとってあるので、右の写真のように液晶画面回りに白い枠が少し残りますが、まあこれもデザインのうちと考えることにしました。

裏面はこちら。koboリーダーの背面はキルティングの布のような凹凸が付けられていますが、このシートはこの凹凸に綺麗に沿い、気泡を残さずに貼り付けることができます。手触りもつるつるしていて、シリコンのような「ホコリがくっついて取れない」感はありません。

シートに厚みがありますから、ライトとの相性はどうかしら、ライトを挟む箇所のシートが剥がれてくるのではないかしらと気にしていたのですが、今見る限りではシートを引きずることなくライトを取りつけられているような感じです。

なかなかポップな仕上がりになり、koboリーダーを使うのが楽しみになりました。あとは読める本が増えれば言うことがありません。読みたい本が見つかると、必ずkoboで取り扱いがないかを調べ、なければ他の電子ブックショップに当たるという方向で贔屓をしているのですが、まだまだ取り扱いが多くないようです。ぜひ品揃えを充実していただきたいです。

■スキンシールのショップサイトにアクセス

スキンシールはkoboリーダーだけではなく、各種のスマートフォン、タブレット、電子ブックリーダー、ノートパソコン、ゲーム機、ヘッドホンなど、あらゆる製品用に出ています。ショップはDecalGirlGelaSkinsにアクセスして一通り見てみましたが、対応機種は多く、およそ測れるものなら全部あるといった感じで、iPhoneもKindleも初代からあるようです。どちらも品揃えが素晴らしく、オリジナル製品も発注できるとのこと。自分で撮った写真や自分で書いたイラストでシートを作れるようです。

どちらのショップもおそらくは各種ガジェットの寸法にあわせたシートの型を持っていて、注文に応じてプリントアウトして発送するビジネスだろうと想像するのですが、ストックされている絵柄がとても豊富で、これだけ揃っていれば、どなたも十分楽しんで選べるだろうと思います。疲れちゃうくらい沢山あります。半端じゃない。

2社を比較すると、DecalGirlの方がややポップ(私が今回買ったシートはこちらの製品で、デザイン名はDial)、GelaSkinsはどっちかというとアート寄り。北斎ゴッホもあります。スチームパンク系のこれポップなこれもぐっときます。シートの形状は2社で若干違うようで、Kindle 2のスキンで比べると、DecalGirlはキーボタンの孔まで律儀に開けてあり、GelaSkinはざっくり窓が開いている(でもKindle Keboardになるとボタンに沿っています)という差がありますが、いずれアヤメかカキツバタ。

どちらのショップとも、iPhoneやiPad、ノートPCなど壁紙が設定できる製品用に壁紙も提供されており、スキンシールと画面が一続きに見えるような工夫もなされています。ちょっと試してみたいです。

今DecalGirlでウィッシュリストに入れているのが笑うフェリックスロケット女子~な柄絨毯柄など様々。目移りしちゃって困ります。Kindle Paperwhiteを手に入れた暁にはこれを着せるぞ、iPad mini (まだ発表もされていませんが)にはこれだなど捕らぬ狸の皮算用をしています。もちろんMacbookにも着せたいです。あれは面積が大きいから映えるぞと思うと嬉しくなります。油断をしていると購入するガジェットが増えてしまいそうな予感。

2012年10月11日木曜日

スクロール関係のツール2つ

私は、画面のスクロールで楽をしたいがばかりにタッチパネルディスプレイを使うほどのものぐさです。ややこしい操作はできるだけ避けたいです。ポインティングデバイスを使うときもフリーソフトも活用して、できるだけスクロールが楽にできるように工夫しています。2点、ご紹介します。

■スクロール機能をもたせるソフト

私はトラックボール派です。トラックボールはボールをコロコロ動かすだけでよく、マウスのように本体をつかんで動かす操作は必要ないので、手に負担がかかりません。いろいろ使ってきましたが、ここ何代かはロジクールのトラックボール(LOGICOOL トラックマン トラックボール マーブル TM-150)を使っています。この製品はとても使いやすいのですが、スクロールするためのホイールがついていません。でも、WheelBallというフリーソフトを使えば、右ボタンを押しながらボールを回すと上下方向のスクロールができるようになります。これはAmazonのレビューで知りました。薬指で右ボタンを押しながら人差し指で画面をスクロールする操作は無理なくできるので、とても重宝しています。

■非アクティブのウィンドウをスクロールするソフト

Windowsマシンでは、スクロールはアクティブウィンドウ(一番手前の窓)しかできません(Macだと後ろにある窓のスクロールも普通にできるそうですが)。手前の窓でテキストを書きながら、後ろに置いた画面をスクロールしたいときは、後ろの画面をアクティブにしてスクロールしてから、文書画面を手前に置き直してという操作が必要です。これって結構面倒です。

後ろにある画面をそのままの状態でスクロールできるツールがあるとお友達に教えていただいて以来ずっと愛用しているのが、WizMouseというソフトです。Vectorでの紹介記事はこちら。これを使えば、アクティブウィンドウの下にあるウィンドウのスクロールが簡単にできます。

例えば右の図のように、アクティブウィンドウの後ろに置いた画面にポインタをあわせてスクロースすれば、ウィンドウの位置関係は変わらないままで後ろの画面がスクロールできます。

WheelBallを使ったトラックボールでのスクロールもできますし、タッチパネルディスプレイ(私が使っているのはI-O DataのLCD-AD221FB-TLCD-MF222FBR-T)のタッチ機能を使った指1本でのスクロールにも対応しています。ちなみにデュアルディスプレイにも対応していて、メインマシンでも、サブマシンでも同じことができます。かなり便利ですよ。



2012年10月6日土曜日

ブックマークの管理法

■URLをタスクバーやデスクトップに表示


よくアクセスするサイトにワンアクションでアクセスしたいときは、タスクバーやデスクトップにアイコンを表示させておくと便利です。

Windows 7でインターネットエクスプローラー(IE)を使っている方なら、URLをタスクバーにドラッグすると、タスクバーにボタンが表示され、ワンクリックで立ち上がるようになります。方法は簡単で、URL表示欄のアイコンをドラッグしてタスクバーに持っていくだけ。例えば楽天市場のアドレスをタスクバーに固定したい場合は、アドレスが表示されている窓のアイコンをタスクバーにドラッグすると、アイコンがタスクバーに固定されます。

同じドラッグ操作をして、アイコンをタスクバーではなくデスクトップにドラッグすれば、デスクトップアイコンの形でリンクを作成することができます。この操作は、IEでもChromeでもできます。このリンクはダブルクリックすれば立ち上がります。私はこの方法を先日知りまして(遅い!)、よくアクセスするサイトのリンクをデスクトップに集めたところ、すごく便利になりました。

■ブックマークの整理

私は、ブックマーク(=IEでいう「お気に入り」)はGoogle bookmarksに登録しています。Google bookmarksはブックマークをクラウドで管理するサービスです。これで一括管理しておけば、どのPCからでも同じブックマークリストが使えますし、iPadやiPhoneからでもSafari経由で使えます。PCを引っ越してもすぐにブックマークリストが使えるのも利点です。

Google bookmarkで登録できる情報は次の通り。「ラベル」にnews, blogs, banksなどキーワードを入れて分類すると、サブフォルダのような形で使えます。ラベルは複数指定できます。でも、ラベルに上下関係をもたせてツリー構造を作るということはできません。例えばよく見るブログはblogsというラベルとMFB (My Favorite Blogsの略)というラベルをつけておけば、blogsからも探せ、MFBからも探せます。複数のラベルをつけておけば、一つしかつけられない場合に比べて、「どこに分類したか忘れちゃった」という事態は起こりにくいかも。
















登録するブックマークをラベルで分類しておくと、Googleツールバーのブックマークアイコン(黄色い星)の横にある▼印をプルダウンすれば、右図のようなリストが現れます。1-Jobとなっているのは、仕事関連のブックマークがプルダウンの一番上にくるようにしたいため。

ChromeはGoogleが作ったブラウザだからGoogle Bookmarksが自動的に使えるのだろうと思っていたところ、系統が違うそうなので驚きました。ChromeでGoolgeブックマークを使おうとすると、こちらのヘルプページにある操作を行う必要があります。

Firefoxだと、こちらのアドオンを使えば良いとのことです。


タッチパネルディスプレイを2枚つなぐ


仕事はWindows 7のデスクトップパソコン2台にそれぞれタッチパネルディスプレイをつけ、エレコムの切替器(KM-A22BBK)とInput Directorというフリーソフトを使い、キーボード1台とトラックボール1台で操作しています(設定方法については複数のPCを1台のキーボード/マウスで使うをご覧ください)。

ディスプレイはI-O DATAの21.5型マルチタッチ液晶ディスプレイLCD-AD221FB-T)を使っています。タッチパネルは指1本で画面をスクロールしたり、指2本で画面を拡大したり、ウェブを閲覧するときにフリック操作(指でさっと払う操作)で「進む」や「戻る」をしたり、という使い方が主です。2台のPCの行き来はカーソルを動かすだけでできるのですが、それでも面倒なとき、メインマシンで文字入力をしながらサブマシンに表示したウェブページを参照したいときは、カーソルはメインマシンに置きながら、サブマシンの画面を指でスクロールして内容を確認したりする操作ができるのがとても便利です。

■デュアルディスプレイの設定


先日メインマシンを新しくしたとき、デュアルディスプレイ対応のマシンにしました。同メーカーのほうがいいかもと思い、I-O DATAのタッチディスプレイLCD-MF222FBR-Tを買い足して、デュアルディスプレイにしてみました。デュアルディスプレイの設定は、コントロールパネルの「ディスプレイ」アイコンをクリックし、「ディスプレイの設定の変更」を選ぶと、この画面に入ります。

「識別」を押すとディスプレイに大きな番号が表示されるので、この番号を頼りにコントロールパネル上でディスプレイの配置を設定し(右側が1、左側が2など)、設定すれば、カーソルを動かせば2枚のディスプレイ上を自由に動き、ウィンドウをドラッグして隣のディスプレイに移動させることもできるようになります。

■タッチパネルの設定

でも、この設定だけでは2枚目のディスプレイのタッチパネル機能を使うことができません。2枚ともタッチパネルディスプレイとして使うには、コントロールパネルの「Tablet PC設定」アイコンをクリックし、「画面」タブの「画面」タブの「構成」の部分にある「セットアップ」をクリックします。そうすると2枚のディスプレイが1枚ずつ真っ白になって「タッチスクリーンであることを指定するには、この画面をタップしてください」というコマンドが現れます。 このコマンド通りにタップすれば、2枚ともタッチパネルディスプレイとして使えるようになりました。

■手書き機能は

タッチディスプレイのペン書き入力機能ですが、Wacomのようにストレス無く書き込むわけにはいきません。Wacom (Cintiq C-1700SXを使っていました)の場合は紙にペンで書くように書けましたが、I-O DATAタッチディスプレイはそこまで期待できません。でも、LCD-AD221FB-Tのときは画面から少し離れても入力されてしまい、一筆書き状態になることも多かったですが、LCD-MF222FBR-Tではこの点が少し改善されていて、手書き入力がしやすくなりました。下図の程度なら、十分狙った位置に書き込めます。

Acrobatを使ってPDFファイル上で赤を入れる程度の使い方なら十分使えるかなという気がします。一文字書くなら手書き、それ以上書くならタイプライターツールでメモを入力すればいいかなという感じです。


 ■タスクバー、仁王立ち

こうしてデュアルディスプレイにしたところ、サブディスプレイに表示したウィンドウがやけに見やすいことに気がつきました。よくよく考えてみると、ツールバーがないのが(ツールバーはメインディスプレイにしか表示されません)見やすさの原因ではないかと思い至りました。ディスプレイの一番下に色とりどりのアイコンが並んでいると、ガチャガチャして見えるんですね。そこで思い立ったのがタスクバーを立てて2枚のディスプレイの間に置くこと。デフォルト設定ではタスクバーがディスプレイの下にありますが、タスクバーをクリックして、あらよって感じでドラッグすれば移動させることができます。タスクバーを横に表示させればディスプレイの縦寸法が有効に使えます。タスクバーを自分の好きな位置に置けば、作業効率が上がるかもです。お試しください。

■見たいウィンドウを楽に探すには

こうしてディスプレイを多くすると困るのが、どのディスプレイにどのウィンドウを開いたか、分かりづらくなること。仕事柄、文書ファイルやウェブのページを何枚も開いて参照しながら文章を書くことも多いので、「あれどこいった」状態になることが多いです。

あれこれ開いているウェブページや文書ファイルのうち、今すぐこれが見たいというときは、タスクバーに表示されるアイコンにカーソルを重ねるのが一番早いように思います。開いているウィンドウの縮小版が右図のように表示されるので、欲しいウィンドウをクリックすれば、そのウィンドウがアクティブになります。

ちなみにこの縮小表示機能、インターネットエクスプローラー(IE)とChromeではタブの扱いが違います。IEの場合は、アイコンにポインタを重ねると開いているタブが全部縮小表示されますが、Chromeの場合は一つのウィンドウの中で複数のタブを使っている場合、アクティブな1枚しか縮小表示されません。タブ表示ではなく複数のウィンドウとして開いた場合だけ、右上図のような縮小表示がされます。Chromeで窓探しをするときは、その点を知っておく必要がありそうです。

大型タッチディスプレイが欲しい

というわけで2台のパソコンで3台のタッチパネルディスプレイを使っています。昔から比べると環境は格段に良くなりました。もう1枚のディスプレイで文書ファイルを何枚も重ねて作業するなんて、もう無理。

仕事柄ウィンドウを沢山開くので、ディスプレイは大きければ大きいほど、多ければ多いほどありがたいです。熱の問題がありますけれど。iMacのような27インチのサイズでタッチパネル機能が使えるものがあればどんなにか良いかと思います。今のところ商用パネルを除けばiiyamaの23.6インチ(60 cm)のマルチタッチディスプレイが一番大きいみたいですが、もう一声大きくならないものかと思いつつ、ネットをよく眺めています。画面をつついて操作できるといろいろ便利なんですよ。作ってください。


複数のPCを1台のキーボード/マウスで使う

複数のパソコンを1台のキーボードとポインティングデバイスで使うと便利です。複数のPCをつないで切り替える装置はいろいろ使ってきましたが、失敗だった装置もたくさんありました。初期不良の装置もあれば、支えたけれども大きすぎたり、切り替えスイッチが固すぎたりという製品もありました。

■切替器

今はエレコムの切替器(KM-A22BBK)で落ちついています。コネクタからケーブルと手元スイッチが伸びているだけのシンプルな製品で、右の図のようにキーボードとマウス/トラックボールのUSBコネクタを切替器に接続すれば、手元スイッチを押せばPC1とPC2の切り替えができます。デスクには3cm×3cmの手元スイッチだけ出しておけば切り替わるので、場所はとりません。エレコムのサイトによれば、Windows PCとMacとの切り替えも可能とのこと。

この物理スイッチでは1組のキーボードとマウスで2台のパソコンが使えますが、2台のパソコン間でデータのコピー&ペーストができたり、カーソルが2台のPC間を自由に行き来したりできたりするわけではありません。それで複数のPCの間を行き来できるソフトウエアを使っています。

■ソフトウエア

使っているのはInput Directorというフリーソフトウエアです。英語版です。Windowsマシンだけが対応していて、マックとの併用はできないとのこと。日本語での説明はブログ「ピュアコード」さんの「今後、マウス & キーボードを共有するならInput Directorかも」の記事が詳しくていらっしゃいます(私もこちらのブログの記事に沿って設定して、無事に使えるようになりました。ありがとうございます)。ソフトウエアのダウンロードはInput DirectorのQuickstart Install Guide for Input Directorから。ソフトウエアをダウンロードして、使いたいPCのそれぞれにインストールした後、メインマシン(ソフトウエアでいうところのMaster)側とサブマシン(Slave)側でそれぞれ相手先のIPアドレスを入力して設定します。設定が済めば、ディスプレイを突っ切るようにカーソルを動かせば隣のPCが操作できるようになり、コピー&ペーストが可能になります。まるで1台のパソコンを使っているかのような使い方ができます。

また、上記ブログの記事中にあるのですが、Slave側の設定(Global Preference)で"Background slave active for all users and at logon”にチェックを入れておけば、Slave側のパソコンを立ち上げるときに入力するパスワードをMaster側から「飛んで」入力できるようになるので、物理的な切り替えスイッチは不要になります。エレコムのスイッチはサブマシンだけ使うときとか、パソコンが固まってしまったときとかの非常時の保険みたいな位置付けになりました。

■IPアドレスを固定

Input Directorを使っていて気づいたのが、MasterとSlaveのIPアドレスが変わってしまうたびに設定しなければならないこと。落雷で停電したときとか、食洗機とトースターと湯沸かしポットを一度に使ってリビングのブレーカーを落としてしまったときにIPアドレスが変わってしまい、いちいちIPアドレスを入力しなおすのを面倒だと思っていましたが、IPアドレスを固定しておけばそのような手間はありません。「Windows 7 IPアドレス固定方法」ページの方法に従って、今表示されているIPアドレスで固定したところ、Input Directorから「PCが見つからない」と叱られなくてすむようになりました。

普段使うPCは2台ですが、PCを入れ替えるときに3台つないでInput Directorで行き来したところ、3台のPCを行き来するのはとても快適で、便利に設定ができました。

2012年10月4日木曜日

チーズおろし問題

パルメザンチーズが大好きです。おろしたてのパルメザンチーズをかけたトマトスパゲティは最高です。おろしたてがおいしいので、塊を買い、その都度おろして使います。近くのスーパーで小さい塊で買うと卒倒するほど高いので、通販でキロ買いしています。

チーズおろし(グレーター)はいろいろ使ってきました。孔の開いたおろし金にチーズをすりつけておろすタイプの四面グレーターは、チーズが飛び散ったり、小さなチーズはおろせなかったり、洗うのが面倒だったり、ケガをしたりするので苦手でした。ハンドルを回すタイプのチーズおろしを見つけ、使いはじめました。

今はもう販売されていないのですが、OXOのプラスチック製のグレーターはハンドルを回せばするするとおろしチーズができるのが感動でした。カバーを被せばチーズを入れたまま冷蔵庫に入りますよという触れ込みでしたが、そんなことをすると確実にチーズはカビます。チーズおろしは面倒くさくても毎回分解して洗わなきゃだめです。

チーズをおろすには相当な力がかかるので、耐えられなくなるのでしょう。使っているとプラスチック部品が壊れます。壊れる箇所は一緒。半年~1年でダメになります。構造上の問題なのでしょう。右の写真の左半分は、ハンドルのネジ部分が壊れちゃったOXOの部品です。壊れるときは必ずこのネジ部分でした。

このタイプのチーズを何台か壊した頃、チリスの製品(ZS-11281)が出てきました。これはドラム部分が大きく、するするとチーズをおろすことができます。OXOのタイプよりも頼もしく感じられましたし、こちらの方がパーツが洗いやすく、実際に便利でした。おろしたチーズも綺麗です。でも。やっぱり壊れてしまいます。この製品はハンドルを固定するボタンが弱点です。半年~1年できっちりダメになります。タイマーでも入っているのでしょうか。

というわけで先日またチリスのチーズおろしが壊れてしまいました。もう何台目か忘れました。もう一度買うかどうか迷いましたが、やっぱりプラスチック製はダメだわという結論に至り、バックアップに買ってあった金属製を使ってみるかと思い、ここしばらくは金属製のチーズおろしを使っています。ダイヤモンドリナーという製品です。

この製品の構造はシンプルです。おろし金とハンドルが一体になったパーツをチーズを押さえるパーツと組み合わせて使います。使いやすさからいえばプラスチック製の方が遥かに使いやすく、金属製のグレーターは大きなチーズをセットできない(チーズを押さえるパーツが握れなくなります)、ハンドルが回しづらいなどの欠点はありますが、半年や1年できちきち壊れるよりはマシかもしれません。どれだけ使えるかみてみます。

慣れないうちは手が滑ってチーズが転げおちたり、取り落としたりしたことはありますが、慣れてきました。チーズを押さえつける左手も、ハンドルを回す右手も結構な力が要りますので、覚悟が必要です。エレガントにチーズをおろすならチリスですが、半年で壊れても怒らない鷹揚さが必要です。

金属製のグレーターは食洗機に入れて洗うと錆びるので、使った後は熱いお湯でさっと流す程度に留めておくほうが良さそうです。

Koboリーダー用ライト

Kindle 3rdリーダーもkoboも液晶画面それ自体は光らないので、画面を外から照らしてやらねばなりません。液晶画面は白地に黒というよりはグレーに黒なので、少し暗いところで読むと、とても目が疲れます。

やっぱりライトが必要だと思い、今回改めて探してみました。

この分野では私、黒星街道を驀進しております。目はずっと良かったので苦労してこなかったのですが、老眼が進んでくると(PCを使う仕事は裸眼で大丈夫なのですが、細かい字の書類を読むときに使えるように一番度の弱い老眼鏡を1本買いました)、明るさ=見えやすさであることを実感するようになりました。ソファや寝室で本を読むときに使えるようにと電池式か充電式のライトを探して買ってはみたものの、なかなかこれという製品に巡り会えません。

最初の黒星はこれ。ルーペの根本にLED電球が付いているというこの製品は、電池式でもあり、細かい文字の雑誌も楽々読めて、たいへんありがたかったのですが、何週間も使わないうちにルーペの根本が折れました。いい製品でしたがなにせ作りが弱かった。

次に試したのはルーペのついていない折りたたみ式のLEDライト。ツインバードのLEDライト(LE-H315W)はAmazonのユーザー評価がよかったので期待しました。光量は十分(デスク下のPCの配線を整理する際にとても役立ちました)、エネループが使えるので便利、折りたたみ式なので場所をとらない、と優秀でしたが、ネジが緩みやすいのか(ワッシャーを使っていないみたい)スタンドがすぐにお辞儀をします。何度も使わないうちにスイッチを入れても点灯しなくなりました。修理のプロ(夫)が2度修理をしましたが、これ以上の手は施しようがなく廃棄処分と相成りました。ちなみに夫の言うにはこの会社の製品は電気系統の作りが甘いので有名だそう。発想はいいんだけどなあ。

次に試したのが洗濯バサミ式のランプ。こちらはまだ現役です。Mighty Brightという製品で、楽譜立てに挟んでよし、写真のように置いて使うのもよし、LEDランプは2個、電池は単4電池3個となかなか良いのですが、電子ブックリーダーにくっつけて使うにはいかんせんクリップ部分が巨大で、手に余ります。


まあこういう戦歴ですので多くは期待すまいと思いつつも、楽天のKoboショップにこういう製品があり(http://item.rakuten.co.jp/rakuten24-kobo/i001281088005/)。なかなか格好良さそうなので、買ってみることにしました。

先日、到着しました。可愛い箱に入っています。軽量(96g)、単3電池1本で動きます。ボタン電池を使い捨てるのが嫌なので、単3電池か単4電池が使える製品を探していて、この製品も単3電池で動くらしいという情報を得て買ったのですが、楽天の販売サイトには電池の種類が書かれていません。すごく大事な情報なのに。もったいない。


電池の格納場所はここ。黒いプラスチックの蓋を外して、入れます。電池は1本。上の可動部分がスイッチを兼ねていて、可動部分を直角に開くと点灯します。中途半端な角度では点灯しないので、60度の角度でランプを使いたいという使い方はできません。




koboリーダーには押し込んで使います。洗濯バサミ式ではありません。寸法がしっかり合っているので、ぐらぐらしたり、滑り落ちたりすることはありません(でも振り回さない方が良さそうです)。Kindle 3rdにも使えます。

Kindle 3rdに装着
面白いのが、アルミの電池部分と黒い足の部分の角度に工夫があって、LEDランプが液晶画面を斜め上から照らす形になっています。これで画面が全体が明るく、寝室でも楽に読めます。昼間の室内でもこのランプを使うと画面全体が少し明るくなり、はるかに読みやすくなります。ランプの光が直接目に入らないようにもできていて、感心しています。

一つだけ注意したいのが、ランプを取りつけるとリーダーの電源ボタンが操作しにくくなること。リーダーの電源を入れてからランプを取りつける必要があります。

Koboリーダー、使ってます

Nexus 7が出たとか(でも家電量販店にはまだ出回っていないみたい)、iPad miniの発表はもうすぐとか、Kindleの日本語版が出るぞ出るぞもう出るぞとか、タブレット端末の話題が多く、ガジェット好きの私としては心わきたつ思いでいます。そうだ私はkoboリーダーを持っていたんだと思い出し、改めて何冊か買って読んでみました。発売後早々に買ってはみたものの欲しい本がなかなか見つからなくて、愛用するには至っていませんでした。今回使ってみて、改めて液晶の電子ブックリーダーって便利だわと思いました。

なにせ軽いです。185gだそう。だいたい新書1冊分の重さです。片手で持て、ページを繰るのも簡単です。字の大きさを好きな大きさに変えられますから、老眼鏡は要りません。明るい部屋で読む分には十分です。暗い部屋になると他に光源が必要です。LEDの小さなブックライトがあれば十分なのですが、その分重くなるのが難点です。画面が光ればどんなに便利かと思います。(というわけでKindle Paperwhiteをとても楽しみにしています)

「この本があとどれだけ」という情報がないと本は楽しめない、だから電子ブックはダメという意見もあるようですが、本を出す側は気にせずどんどん電子化してくださればと思います。紙の本に対する愛情はわかるのですが(私も本は大好きですが)、電子本は「ああこんなに買っちゃった。また整理が大変」と罪悪感を持つことなしに買えるのでありがたいのです。自炊に乗り出すまでの本箱は大変でした。電子本はどこまで進んだかがパーセントで出たり数値で出たりするので、私はさほど不便を感じません。「ああもうこの本もおしまい、読み終えるのが惜しい」という気持ちも十分味わえます。

電子化本で便利なのが注釈の参照機能です。注釈が多い本の場合、電子本だとポップアップ機能があれば便利だろうなあと思っていたところ、先日買った『目からハム』(田丸 公美子・著)が注釈の入った本でした。本文の注釈部分をタップすると、注釈の内容がポップアップされます。液晶リーダーだからでしょうか、少々動作が遅いのですが、ありがたい機能です。




あとはルビです。ルビが振ってある本のルビが小さくて、既に読み方を知っているルビしか読めません(ルビの意味がない)。ルビをちゃんと見たければ本文のフォントを大きくすればよいのですが、あまりフォントを大きくしてしまうと1ページに表示される文字数が減って、しょっちゅうページを繰らなければなりません。液晶リーダーはページが切り替わるのが遅いので、これはこれでストレスがかかります。タップ部分だけ拡大できるルーペ機能があれば便利だなあと思うのですが、表示の遅い液晶では無理なのかしら。

Koboのショップは、相変わらずうまく使えません。今のところはAmazonとか他で探してみて、読んでみたい本が見つかればKoboショップでタイトルで検索してコンテンツを買うようにしています。Amazonはデータが蓄積されていて、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」とか読者レビューで「この本もいい」と紹介されていたりするのでこれが参考になることも多く、日本語版Kindleが出れば一も二もなくAmazonで買ってしまうのではないかと思っています。

仕事以外ではあまりしないのですが、あとで参照したい箇所をマークしたりメモをしたりする機能はどうなっているのかしらと思って試したところ、本文のマークしたい箇所をタップすれば、ハイライト表示やコメント追加ができることがわかりました。ハイライト表示をさせたところを一覧表示したり、そこにジャンプしたりする機能もあるのが助かります。この抜き書きリストの機能は、なかなか使えそうです。ただこれもiPhone/iPadのようなレスポンスを期待するとダメで、忍耐また忍耐です。

本を探すのはKoboだけでは完結しないのですが、本を読む道具ということでは十分立派な選択肢だよなと思ったのでした。手軽に楽しく読めるのがありがたいです。これからは出版点数の勝負になるのでしょうね。今後数年のうちに電子本市場が充実して、新刊はほとんど電子版で出るようになってくれれば、すごくありがたいのですが。

よろしくお願いします

はじめまして。私、mixiで何年か日記を書き綴ってきたのですが、今回思い立って初めて「表」でブログを作ってみようと思い立ちました。どうぞよろしくお願いします。

Bloggerを使ってみることにしたのですが、今一つ様子がわかっていません。いろいろ設定できるということはわかりました。ボチボチやっていきます。