2012年10月4日木曜日

チーズおろし問題

パルメザンチーズが大好きです。おろしたてのパルメザンチーズをかけたトマトスパゲティは最高です。おろしたてがおいしいので、塊を買い、その都度おろして使います。近くのスーパーで小さい塊で買うと卒倒するほど高いので、通販でキロ買いしています。

チーズおろし(グレーター)はいろいろ使ってきました。孔の開いたおろし金にチーズをすりつけておろすタイプの四面グレーターは、チーズが飛び散ったり、小さなチーズはおろせなかったり、洗うのが面倒だったり、ケガをしたりするので苦手でした。ハンドルを回すタイプのチーズおろしを見つけ、使いはじめました。

今はもう販売されていないのですが、OXOのプラスチック製のグレーターはハンドルを回せばするするとおろしチーズができるのが感動でした。カバーを被せばチーズを入れたまま冷蔵庫に入りますよという触れ込みでしたが、そんなことをすると確実にチーズはカビます。チーズおろしは面倒くさくても毎回分解して洗わなきゃだめです。

チーズをおろすには相当な力がかかるので、耐えられなくなるのでしょう。使っているとプラスチック部品が壊れます。壊れる箇所は一緒。半年~1年でダメになります。構造上の問題なのでしょう。右の写真の左半分は、ハンドルのネジ部分が壊れちゃったOXOの部品です。壊れるときは必ずこのネジ部分でした。

このタイプのチーズを何台か壊した頃、チリスの製品(ZS-11281)が出てきました。これはドラム部分が大きく、するするとチーズをおろすことができます。OXOのタイプよりも頼もしく感じられましたし、こちらの方がパーツが洗いやすく、実際に便利でした。おろしたチーズも綺麗です。でも。やっぱり壊れてしまいます。この製品はハンドルを固定するボタンが弱点です。半年~1年できっちりダメになります。タイマーでも入っているのでしょうか。

というわけで先日またチリスのチーズおろしが壊れてしまいました。もう何台目か忘れました。もう一度買うかどうか迷いましたが、やっぱりプラスチック製はダメだわという結論に至り、バックアップに買ってあった金属製を使ってみるかと思い、ここしばらくは金属製のチーズおろしを使っています。ダイヤモンドリナーという製品です。

この製品の構造はシンプルです。おろし金とハンドルが一体になったパーツをチーズを押さえるパーツと組み合わせて使います。使いやすさからいえばプラスチック製の方が遥かに使いやすく、金属製のグレーターは大きなチーズをセットできない(チーズを押さえるパーツが握れなくなります)、ハンドルが回しづらいなどの欠点はありますが、半年や1年できちきち壊れるよりはマシかもしれません。どれだけ使えるかみてみます。

慣れないうちは手が滑ってチーズが転げおちたり、取り落としたりしたことはありますが、慣れてきました。チーズを押さえつける左手も、ハンドルを回す右手も結構な力が要りますので、覚悟が必要です。エレガントにチーズをおろすならチリスですが、半年で壊れても怒らない鷹揚さが必要です。

金属製のグレーターは食洗機に入れて洗うと錆びるので、使った後は熱いお湯でさっと流す程度に留めておくほうが良さそうです。

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